収録曲について

最終更新日:2000/11/06


収録曲について、作曲者からのコメントです。



田村篤信

当然のことながら前作を上回る出来になると思っています。
毎度のことですが、何曲も作ってその中から選んだわけでなく
最終的に出来あがったのがこの3曲です。
(もちろん作曲途中でボツにしたものもありますが)
自分としてはもう少しプログレ寄りの曲を作ろうと思っていましたが
出来てきたのはフュージョン寄りの曲。
次はもう少しハードな曲も入れたいと思っています。

 LATIN'98
このバンドでラテンを極めたらというアイデアで作ってみました。
ライブで散々やりましたので初演の頃とはかなり変っているかと
思います。

 I wish you were with me
3,4年前にイントロとテーマだけできててその後アイデアが出ず、
お蔵入りとなっていたのをある時ふとネタテープ(思いついたモチーフを
適当に弾いてるものを集めたテープ)を聞き返してるうちに続きが
ぱっと思い浮かび、完成しました。
お得意の歌物的手法によるバラッド。

 Manhattan Street
めずらしくテーマから出来た曲です。(いつもはイントロから順番に
作るのがほとんど)珍しくデモを作ったのですが、案の定、デモとは
かけ離れたものとなりました。
(以前、ライブで”この曲のデモはこんなのでした!”というコーナーを
作ろうと話が出て立ち消えたのがありましたが、あれに出すと面白いかも)
久々に変拍子の曲を作ってみたいというアイデアをもとに
作りました。

伊東弘彰

バンド結成10周年ということもあり、一旦自分の固定観念をまっさらに
したい、という気持ちがありました。意外にも自分で勝手に檻を作って
いたこともわかり有意義でしたが、時間的な折り合いをつけるのがとにかく
大変でした。結果的にOUT-AND-OUTの作品以上のものが出来ているのか
今の時点ではわかりませんが、現在の自分達を表現することが出来るだけの
素材は創れたのではないでしょうか。

 First Move
学生時代に創った曲を、このバンド用にリアレンジしたもので、
CYBER FUSIONのテーマ曲として唯一先行発表されている曲です。
今回の収録曲中、一番明るい印象がありますね。

 Close to Home
バラードとしての素材を、別の盛り上げ方をしてみました。
他でも書きましたが、バラードに関わらず、メロディというものは
リズム等アレンジを付加することで、たとえ色合いが変わることは
あっても、その本質は変わらないものではないでしょうか。
それは、同じ場所でも、日差しや天気で風景が変わる、というのと
似ている気がします。

 Forerunner
ひとつの区切りとして内面的なもの、いわば“Inner SpaceV”を創りたかったのです。
今の自分が目指すものを確認し、バンド形態で表現する。
後になってみれば、それだけの小品です。
多分…一度聴いただけでは「何がなんだかわからない」という
感想を持たれる方が多いことと思いますが、それは複雑なのではなく
単に情報量が多いだけのことです。


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